8月もいよいよ後半。
今年の夏も楽しみました。
祇園祭に始まり、みたらし祭りに花火大会。
お盆は奈良の実家へ少し帰りました。
そんな夏の締めくくり、今年も開催することに。
祖父の家で恒例の七輪焼きパーティー。
妻と付き合いたての頃に一度やって、去年母と妹も呼んで。
今年は父も休みを合わせ、近所に住んでいる大叔母様も緊急招集。そうそう、娘も増えたのでこれまでで一番の大人数!
昔はもっといた気がしますが、あまりにも幼かったので、あまりそこまで覚えていません。
2台の七輪に炭を入れ、火を起こしさぁ準備は万端。
少し早めに来ていた妹が、茣蓙を引いてくれていたので、祖父の元大工仕事場がパーティー会場に。
まずはこれでしょう。
いつの間にか椅子を出して来た父が七輪の前に陣取り、奉行になっています。こうなったからには、火を準備した息子は退散、食べて飲むことに専念します。
今日のメニューはこんな感じでスタートです。
少し離れた和室から娘が覗きます。
早くあたちもそっちで食べたいな。そんな和室には、ほとんど寝たきりになっている祖母もやって来て総勢9名の大宴会となっています。
祖母はこの10年ほどあまり調子が良くなく、90手前の祖父が老老介護を行なっており、少し手伝いましたが、素人が出るもんじゃないなとひしひしと感じております。それでも出来ることはやらないとね。
そんな祖父。
元大工で、現在も自宅の改造を日々行なっており、今日は包丁を研いでもらうのに持って来ました。何十年と使っている砥石で研いでもらいました。
いたずら好きの父はなんばを孫に与えようと…。
七輪奉行の父と、包丁を研ぐ祖父。
ここは血は繋がってませんが、いい2ショットが撮れました。
今日の京都市内は最高35度を超える暑さでしたが、昭和の建物はそこまで暑くなく、抜ける風が時より涼しいそんな環境。
ビールがとっても進みます。
さてお次はお肉たち。
バラ肉にタン。炭火で焼いてなんて美味しいのか。
ちなみに、七輪の上に網を乗せる木は、本来の部品がなかったので、急遽そこらへんにあった木を切って代用しました。
今日の娘は終始ニッコニコ。
こないだ会った際には、見ては泣きを繰り返したひいじいちゃんと一番相性良かったのか、年の差89同士がとても微笑ましいやりとりをしていました。
食べ始めてから3時間。
ここぞとばかりに飲む母の提案で、すぐ近所の酒屋さんに買い出しに行きました。
妻は日本酒が飲みたいそう。
わさび漬けと一緒に買って来ました。乾杯をし直し、七輪焼きもラストスパート!
今回行う際に、母から「お嬢様には特等席をご用意しております」と。特等席とは…。
籠!!
お風呂の脱衣所の籠!!まぁでもめっちゃ可愛いからいいか。
なにやら既視感。そう思ってOmoidoriで取り込みflickrにアップ済みを探してみるとありました。
これ、30年前から使ってる籠やぞ…。
籠入り娘、父と同じことをさせられています。
陽も傾いて来て、少し暗くなって来ました。
ほどほどに酔っ払ったところで、お片づけタイム。
昨年お腹に娘がいなかったので、全く飲めなかった妻。
久しぶりに気持ちの良いほど飲んでました。
みんなで集まってご飯食べるのは良いもんですが、それがまた祖父の家で七輪でというのがいとをかし。
来年もまた、夏の風物詩として行いたいもんです。
お爺ちゃんが包丁を研ぎ、お父さんが七輪でなんばを焼いている、良い写真が撮れましたね。
食べて呑むことに必死だったので、後から見返して良い構図だと思いました。