お盆を実家で過ごす。
なかなかこの仕事をしていると叶わないものですが、今年は特別に休みを取ることが出来たのでさっと奈良にやってきました。前日は父のiPhoneデビューを手伝っていたので、昼間に奈良入り。
商店街の先にあるカレー屋さんがずっと気になっていたので行ってきました。
こうやってお水を出してもらうのはフランス以来。
硬水ではなく軟水でしたが。
付け合わせが様々。
らっきょうが大好きですが、奈良漬けも美味しかったです。
肝心のカレー、もちろん美味しい。
お肉が売りですが、それを彩る野菜達も。
食べた後、お義父さんに迎えに来て頂き妻実家へ。
もちろんなごが居ます。夏は暑く犬はグダグダ。
1歳を迎えたなごですが、相変わらず走り回っています。
以前にも増して行動範囲が広がったよう。
おやつで噛み噛みさせました。
歳を重ねて少し凛々しくなったかな。
そうでもないか。
さて、この時期に奈良に来たのにはもう一つ理由があります。
前日まで行われていたなら燈花会は何度か訪れたことがありますが、春日大社の燈籠のイベントは皆無。
行けると踏んでやってきました。
春日大社まで原始林を抜けぶらぶらやってきました。
初詣の時はこのショートカットでかなり得をしますが、残念ながら今回はそうでもなかったようです。
周りはまだまだ明るいですが、燈籠に火が灯りぼやっと綺麗に。
15分程並んで入場です。
こちらもぼんやりライトアップ。
夕焼けも残る本殿にお参りです。
ただし、現在はこちら修復中ということもあり仮殿でのお参りでした。
ここからが有名な灯籠ゾーンです。
明るい時には何度も来ていますが、火が入ったのは初めて。
美しさに圧倒されました。
一機一機に様々な思いが込められている。
もはや圧巻としか言いようがありません。
そのまま春日大社をぐるりと回り、東の端から奈良公園へと戻ります。
この時間でも鹿は居るんだね。
南大門をくぐります。
この、ど迫力の二体に見下ろされながらね。
この門をくぐった先には、東大寺大仏殿が見えてきます。
この一本道が大好きだ。
今回の目的のうちもう一つがこれ。
大仏殿を燈篭がとり囲む「萬燈供養会」
お義母さんが妻の両祖父のお供養の為に燈篭を申し込んでおられたので、普段入れない正面から入場しました。
3年振りに大仏殿から顔を拝むことが出来ました。
この期間限定。
こんな感じで燈篭が置かれています。
お供養なのでそぐわないですが、幻想的で美しい光景でした。
2人のおじいちゃんの名が入った燈篭を探しました。
数多くある中で、大仏殿の脇にありました。
いつ見ても圧巻。
不思議と良いことあるかも、と大仏さんのお顔を見ると思います。
大仏殿の中で瓦奉納がありました。
妻がバシッと決めてくれます。
結果は…w
思いの、主張のこもった熱い祈願でしたね。
こちらもぐるり1周回って大仏殿を後にします。
基本的にはどこもかしこも一方通行。
最後にいつものこの場所でお別れです。
何か船がありましたが、奈良公園全体で行われているアートプロジェクトの一環だそう。
帰りに美味しい海鮮のお店に行き、鮪と日本酒。
しっかり呑んで良い夜でした。