さぁ今年も祇園祭は宵山期間。
10年ほど前までは宵々々山も歩行者天国でしたが、後祭と再分裂した頃に無くなりました。知らずに行ったことも。
さて、今年は宵々山へ行く予定の我が家。
どうやら新しい着物と浴衣をゲットしたようで、どんなんか楽しみやろ〜と娘がニヤニヤしている。
祇園祭といえばしみだれ豚まん。
娘が生まれる前には何度か食べましたが、近年バズっているのか、娘を連れて並べないほど人気グルメになっています。コロナ禍で人が全然いなかった頃に妻とランチのついでに寄って食べたのが最後。3年も食していない。
3連休の中日。
翌日に備えて今日は引きこもりかと思っていましたが、買って帰ればみんなで食べられるやんと、朝から一人でバスに揺られ四条まで。途中の東寺、ハスは未明からの大雨でくたびれてました。
四条西洞院で降りたら行列の近くでスッと並べると思っていました。
甘かった。そもそも大宮からバスが動かない。堀川越えて西洞院までだらだら行くなら歩いたほうがいいやと途中下車。月鉾を横目に四条通を歩き曲がりました。
案の定曲がってすぐの所まで伸びています。
1時間半は覚悟していたので、買えるぐらいにおいでよと妻と娘に連絡。パラパラと雨が落ちる中思ったよりも早い回転に期待しました。
30分ほど並ぶとようやく錦小路へ。
ここからさらに待機場所があり、並び続けます。待機場所からお店の前でちょうど50分ぐらい。そこからはあっという間に買えました。
3人で来て並ぶのはちょっとダメだなと思いますが、豚まんの香りが全てを忘れさせてくれる。
妻と娘はというと、バスがそもそも遅れておりそれにつけて私同様大宮からバスが動かない。結局堀川のバス停まで二人を迎えに行きました。
念願のしみだれ豚まんをゲットした娘。
両親から散々美味しい美味しいと言われていたので、私から袋を取るなり香りを嗅ぎニンマリ。ドレミの歌で、「シーはしみだれ豚まんのシー」と言っていた娘、実食です。
一口食べて「全部食べていい?」と。
なんぼでも食べなさい。3人で食べ歩きしながら、今私が歩いてきた道を戻っていきます。途中の蟷螂山町もグッズが人気で2時間は待ちだそうで。
3年ぶりのしみだれ豚まん、とーっても美味しかったです。
それよりも3人で食べられたことが嬉しかったな。
なんだかんだ並ぶ価値のある一品ですが、あんまり並ばず食べられたことを知ってる身としては複雑な心境。
放下鉾を望む。
霰天神山へ帰ってきました。
食べ終わった後、お参りして来ました。
いつ来てもいい雰囲気。
今日の目的は達成したので、明日に備えて一旦退散。
河原町までぶらっと歩いて軽くお昼ご飯食べて帰宅しました。
豚まん食べにだけ祇園祭に行く。
なんて贅沢でしょうか。帰りの四条大宮で怪獣バトルやってて見入ってしまったわ。