ついに妻の退院の日

早くて長かった妻の入院生活がいよいよ最終日となりました。
今年の初め、娘の1ヶ月検診の際に発覚した何か黒い影。里帰り後少し大きな病院で検査をしてもらい、約2ヶ月半の通院の後入院・手術となりました。

結果的には良性で、ひとまずいらないものは取り切ったということになり、毎日のお見舞いの度に妻の顔色が良くなるのがみてとれました。
私はというと、1週間の特別休暇を取得し、5ヶ月の娘と一緒に早起きしお昼寝をし一緒につきっきりで生活を共にしました。娘を寝かして遠隔で仕事をし、ミルクを作りオムツをかえ、カーペットでゴロゴロするという、非常に貴重な貴重な時間を過ごせました。

寝返りの瞬間を娘と共有し、驚き感動し。
妻が入院している8日間。パパとムスメの8日間、それはそれは素晴らしいものでした。そんな8日間で感じたこと。それは、

【妻は、いや母は偉大である】

これに尽きます。
仕事ではない、マニュアルもなければ、一人一人違う人間を育てるということ。
もはやこれは大変なことで素晴らしいこと。

この8日間、娘と一緒に過ごし少しは父としての信頼を得たかと思いましたが、お見舞いで病室へ入り、妻を見つけた瞬間の娘の笑顔を見て、一生勝てるわけがないと悟りました。

父として、これからも家族のために生きていかねば、と思った8日間でもありました。

さて、そんな今日は、最後のお見舞いの日。
そしてそのまま退院です！！

今朝も朝早く娘と起床。
この日が2人で寝るのが最後と、同じ布団で寝ました。ぐっすりと。
いつものプレイマットでルーチンをこなし、しばし朝の運動を。

朝方は、北向けの我が家にも少し日が入りパッと明るくなります。
数日前に寝返りを初めて娘。今日も朝からバンバンキメてきます。

いつもより少しゆっくりめに家を出て、いつものコースを朝の散歩がてら病院に向かいます。
この1週間、こちらにお世話になりました。

さすがに8日間毎日父と娘で1日2回訪れていると、看護師さんからも覚えてもらえます。
娘はちょっとしたアイドル。みなさん若いのにすごく頼りになりました。
妻の病室で朝ご飯を食べ、退院の説明や清算、諸々の手続きを済ませました。私の母も到着しタクシーで帰宅。

1週間ぶりの我が家にホッとする妻。
やっぱり家族はこうでなくっちゃ。早速娘のミルクタイム。妻がいない間にほぼ母乳断ちをした娘。いい飲みっぷりに驚いていました。

その後、カーペットゴロゴロ。
娘もガンガン寝返りから腹ばい体制。

久しぶりに遊ぶ我が子を見てる妻が何よりも可愛い。

母を送りがてら駅前まで行き、お弁当を買ってもらい帰宅。
久しぶりの固形物に感動の妻。お昼
を食べた後私は寝落ち。娘にカメラ取られていた様子。

物音で目を覚ますと、妻が何か準備中。
そう今日から娘の離乳食が始まります！！

まずは10倍粥から。
お粥をさらにこしたり、潰したり。

2週間ほど前にお風呂上がりに湯冷ましを飲み始めた娘。
スプーンはイケる口だそうです。

少しばかりお腹が空いてぐずる娘。
一緒に買いに行った服が可愛いなぁと、全く関係のないことを考えている父。

生まれて初めての離乳食をいただきます！

やはり初めてはスッとは食べませんでしたが、二口ほどのお粥を食べきりました。
そしてスプーンには興味津々。お粥を食べているというよりかはスプーンを食べたいのかもしれませんね。

少し口にお粥を残したまま、ミルクへレッツゴー。
最近両手でしっかり持ってたりします。

こうして無事に離乳食のお食い初めの儀を執り行いました。
間も無くハーフバースデーの娘。本当に間に合って良かったね！
次はお座りかなぁ。座ってくれると、また写真のバリエーションが増えるの。

この1ヶ月、この入院期間の為に準備をしてきました。
過ぎてしまえばあっという間でしたが、こうやって最短で3人で過ごせる日がやってきて本当に本当に良かったです。

家族っていいなぁと、強く感じた8日間でした。

とにかく、妻お疲れ様でした。
娘、よく頑張ったね。パパはとっても楽しかったです。