2002年、当時中学3年の時に初めて祖父と香里園にある成田山不動尊に行きました。
それから毎年、お正月の初詣に絶えることなく通っていました。毎年、成田山の後に別の場所へ観光がてら出掛けていました。
気づけばもう干支が1周する程になっています。
昨年は、祖父が新年早々風邪を引いてしまい、初めて一人で向かうという。
高齢も高齢(昭和一桁の人間)なので、毎年もう最後やと言いつつつも、通っています。
今年もなんとか行ってこれました。
この十数年、変わること無い景色。
お参りをし、おみくじを。
さてさて、毎度初詣に来て成田山の滞在時間は僅かに15分程。
そうそうに来た道を引き返し、香里園駅を目指します。
毎度ここから京阪で大阪へ抜け、主に近鉄で奈良を目指しています。
過去10年ほどは、こんな感じでした。
2002 モノレール
2003 住吉大社
2004 生田神社
2005 美輪明神
2006 春日大社
2007 信貴山
2008
2009 大安寺
2010 高砂
2011 安倍文殊院
2012 談山神社
2013 當麻寺
2008年は、居酒屋バイトの為夕方に戻らなければならず、成田山不動尊のみ。
前述の通り、昨年は一人だったので特に無し、
さてさて、今年はと言いますともちろん奈良でございます。
鶴橋で乗り換え、御座候をつまみます。
大学生の時に、何気なしに通ったこの大阪線の石切から鶴橋の風景が忘れられません。
大和西大寺で下車し、奈良ファでお昼ごはん。
お腹もいっぱいになり、今日の目的地です。
名前だけなら駅名にもなっているで、知っている人も多いですが実際に行ったことある人は少ないはず。僕もその一人でした。
その昔、南都七大寺の一角として隆盛を極めて居ましたが、今となりては少しマイナーになりつつあります。
当時の伽藍は無いものの、広い境内にはお堂が点在していました。
本堂に入ります。
本堂の中には幾つかの仏像が。
その中でも目を引いたのは、彩色された四天王立像。フィギュアのような輝きが。
祖父はあまり長居するタイプではないので、そそくさと本堂を後にし境内散策。
この日は、今年一番の天気。
清々しい青空。
西大寺を後にし、南の方へ。
わざわざ大通りに出なくても良かったのは、帰ってからのこと。
歩くこと20分弱。
天神さん・菅原道真出生の地。
まさかこんな所にあるとは。
ここもあっさり。
そんな菅原天満宮と目と鼻の先、喜光寺。
喜ぶ・光・寺。名が美しい。
かの行基上人が建立したとされるこのお寺。
東大寺大仏殿を造営する際、この喜光寺を真似たと言われ「試みの大仏殿」と伝わります。
確かに上の写真を見ると、東大寺大仏殿でそれに似ています。
南大門は2010年に落慶。
本堂。
本堂左側には蓮の鉢が。
全くもって見頃ではなく、次回への楽しみが増えました。
祖父の御朱印を頂いている間、庭を眺めながらお茶を頂きます。
喜光寺を後にし、離れて行くときの1枚。
東大寺大仏殿にしか見えない。
ん?
この場所、3日前に茨木へ抜ける時に混んでたとこやん!!
それでは本日最後の場所へ。
祖父とこんな道も歩きます。
お。
奈良に行けばそこかしこに見つかる古墳。
尼ヶ辻にある前方後円墳・垂仁天皇陵。西暦二桁の時の天皇です。
日本書紀に載っているレベル。
それにしても大きな古墳。
周りは池になっており、自然がしっかりと残っていました。
ぐるりと回り、尼ケ辻駅へ。
この日はM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6、1本で行きましたが、守備範囲が広く使い勝手を改めて見直しました。
帰りは大和西大寺から優雅に特急。
2年ぶりの初詣からのぶらり旅でしたが、祖父が相変わらず元気で安心しました。
来年も変わることなく行ければいいな。