2日目の朝は早い。
1日目よりももっと早かった。
朝5時起床で、露天風呂のお湯を調節。
そのまま朝のひとっ風呂!予報通りの雨模様。そんなの関係ねーと露天風呂でポッカポカ。
そしていざ出発。
早起きをして向かった先はここ!!
今回の旅行のパックに、勝浦漁港まぐろの水揚げ観戦ツアーがあったので、これは行くしか無いと、眠い目をこすり雨の中行ってきました。
漁港に着くと、まぐろマグロ鮪。
この世の楽園かと思うような風景。既に水揚げされた鮪達が所狭しと並べられておりました。
ぶらぶらと見学している間にも、次々とマグロが!
小ぶりのマグロはどこかペンギンのようでした。
そんな中でも目をみはる大きなマグロも。
本当に美味しそうなマグロ達。
みんな死んだ魚の目をしていました。
この奥もマグロだらけ。
観戦ツアーに連れて行ってもらったホテルの方曰く、この日の水揚げ量はかなり多くて良かったとのこと。
閑散期だと、この3分の1も無いようでう。早起きした甲斐がありました。
さて。ホテルに戻りもうひとっ風呂。
朝食を食べ、部屋で最後のごろごろをしたあともひとっ風呂!
この2日間でこれでもかってくらい露天風呂に入りました。
奥には優雅なスペースも。
残念ながら雨の為、スカッとした景色は見られませんでしたが、もう一度きれいな時に来なさいという神のお告げなのでしょう。
2日間素晴らしい時間を過ごしたかつうら御苑を後にし、一旦駅まで戻ります。
お土産物屋さんに荷物を預かってもらい、ぶらぶらしようとしましたが、海風が激しく、またお店もあまりなかったので喫茶店へ。
2時間に一本の普通電車を待ち、お土産を買い紀伊勝浦を後にしました。
約40分、超フリーダムな車内の普通電車に揺られ、到着したのは串本駅。
本来であれば、本州最南端の地潮岬へと行きたい所ですが、天候不順の為断念。
調べておいた串本海中公園へと向かいます。
串本駅からはシャトルバスが運行されており、それに乗り大雨の中到着。
串本海中公園は、水族館や海中を見ることの出来る展望台、海中を見ることの出来る船など多々あるそうですが、まずは水族館。
入ってすぐの水槽には、大きなサンゴ群と共に多くの魚が泳いでいました。
館内は小さめの水槽が多く、天候のせいかお客さんもまばら。
それでもゆっくりとサンゴのきれいな水槽を楽しみました。
こんな色のエビ、見たことありません。
そうこうしていると、先ほどの水槽前で説明をしてくれるということで行ってみることに。
なんとここの館長さん自らマイクを持って話しています。
この話笑いあり、なるほどという話ありの楽しいものでした。
ここ串本海中公園の水は、海水を直接引いており、またクロナマコを入れることでほぼ水槽を洗わなくていいそうです。
最後にお食事タイム。
この魚、館長さんの話にもありましたが、なんと30年近く生きているそうです。
先へ進みます。
ウツボの水槽では、エビが一緒に入っております。
“あーん”
“あー食べられるー!”
ではなく、互いに共生し合ってるようです。
子ガメ!!
お、中ガメ!!
串本はウミガメの生息もあり、この水族館でも産卵から飼育まで行っています。
併設されたプールに出ると…
なかなか本気のウミガメが優雅に泳いでいました。
あんなちっさい亀からは想像のつかない、もはやガメラのような体をした亀が泳いでいる。
そんな亀ですが、子ガメに触れる場所がありました。
ミドリガメは触ったことあるけど、ウミガメは初めて。とてつもなく可愛かったです。
そんなウミガメのプールには太平洋。
本当はここまで行く予定でした。
台風並みの風と雨が太平洋を荒々しくします。
帰りのバスが気になる終盤戦。
大水槽の上に上がれました。
かっこいいウミガメに美味しそうなマグロ。
こんなものもあったので、体験!
大水槽はトンネル状になっていました。
1周しお土産を買い、バスを待ちます。
なんとお客は僕達だけだったらしく、シャトルバスの運転手さんが帰るついでと、バスではなく自分の軽自動車に乗せてくれましたw
こんなことがあるのも旅行の醍醐味。
串本駅に着。
なんとここに来て青空が顔覗かせております。
それでは3時間揺られましょう。
駅前のスーパーオークワで買いだめいざくろしおへ。帰りは一気に京都まで。
この2日間、行きと帰りのくろしおから見た空が一番晴れていましたねw
西国三十三ヶ所、一番遠いと思っていた青岸渡寺にも行け、熊野古道を歩き、美味しいマグロに夕食を食べ、雨だったけど2日目もこんな感じで楽しめました。
次来るのはなかなか遠いけど、ホエールウォッチングもしたいですね。
そしてなにより、最高の旅行をプレゼントしてくれた彼女に感謝です。