昨年の11月にOM-D E-M5からほぼ8年振りに、OM-D E-M5 Mark Ⅲに買い換えました。
先代はグリップが少し浅く、望遠レンズやフォーサーズレンズを装着すると、前のめりになってしまいます。そこで、購入から2年経った頃、バッテリーグリップを購入しました。
買い換えた際にも触れましたが、OM-D E-M5 Mark Ⅲになって、カメラ本体のグリップ部分に改善が見られ、非常に持ちやすい製品となりました。
しかし、12-40mm F2.8やOMレンズの長いのを装着すると、やはり少し心許ない。
最近手に入れたこのレンズなど重たいものをつけると、ホールド感が弱く感じます。
OM-D E-M5 Mark Ⅲがリリースされて少し経った3月後半、Twitterでこんな記事が流れて来ました。
えらいデザインのマッチしたグリップだこと。純正のグリップのようにシャッターボタンがないものの、バッテリー交換も装着したまま出来たり、飛び出すプレートでさらに握りやすくなっていたりと、所有欲と利便性どちらも満たしてくれそうな気配。
5月頃から毎夜のように、リビングでどうぶつの森をしている妻の隣でネットサーウィンしながらMacBook Airを触っているのですが、この記事の写真見せるとええ感じやんと。
海外から直接届くネットショッピングはほぼ経験したことないのですが、まぁいけるやろと購入してみました。
6/13の夜申し込み、音沙汰ないまま数日が経過。
突然17日にDHLからメールが来て、出荷されました。台湾から出た荷物は、翌日香港を経由しさらに翌日関空へ到着。その足で我が家にやって来ました。
DHLと見ると、このマシンを思い出す。
インディ500チャンピオン佐藤琢磨氏のデビューマシン。もうなんかDHLのトラックのデザインそのままよね。
袋から取り出すと、ちょっと潰れた段ボール。
開封の儀である。
簡素な内容物。
バッテリーグリップの全景。
色合いはカメラ本体に合うデザイン。純正の121gに比べると少し重たい150g。純正と大きな違い、バッテリーの交換が出来るか出来ないか。先代では出かける時だけつけたり外したりしていましたが、バッテリー交換が出来ないという点においては、利便性が非常に悪かったです。購入後しばらくは縦位置グリップをつけっぱなしにしていましたが、結局重すぎて嫌になりました。
早速装着。
マイナスドライバーで締めて固定です。純正のグリップは、今もダイヤル式なので取り回しが容易ですが、3PP製品の多くはナットやネジなので、つけたり外したりはするべきではないかと思います。
前述の通り、OM-D E-M5 Mark Ⅲ 本体のカラーに合った色です。
グリップ部分はブラックを含め、6色展開でしたが、私は統一感を重視しブラックにしました。
数年前から愛用しているPeak designのアンカーリンクス。
2年前にはアルカスイス互換のプレートを導入し、斜め掛けした時にレンズが下を向く格好で動けるようにしました。このプレートも以前のバッテリーグリップ同様、お出かけの際に毎度つけたり外したりしています。便利なネジに付け替えたので、苦ではありませんがめんどくさい。
公式ページにも記載があった通り、プレートの代わりになるアンカーをつける部分も用意されています。
Peak designのプレートだけつけると、カメラの中心部に段差が生まれるので、見た目あんまりきれいではありません。このようにカメラの下部と一体になるので、見た目もすっきりしています。
すごく当たり前のことかもしれませんが、バッテリーが交換出来る!!
Amazonに出ている他社製グリップのページでも、レビューに必ずと言って良いほど記載のある「純正はバッテリー交換出来ない」こんな感じでアクセス可能です。
装着して握った図。
先代の純正グリップで慣れていたせいか、シャッターボタンの位置の都合上握ってもどう力を入れて良いかまだわかりません。ただ、間違いなくあるとないとでは握り心地に大きな差が生まれました。
そして、恐らくこのメーカーだけの仕様かもしれませんが、プレート出すことで握るスペースが拡張されます。
バッテリーの下部にプレートが1枚あるのですが、パチっと下に開くとこのようにプレートが登場します。
ここを使うことで、手のひら全体でカメラを握っていることになります。
短いレンズなら不要かもしれませんが、望遠レンズやOLYMPUSのProレンズなどを使用する際は非常にしっくりくる。
最後はアルカスイス互換。
グリップの下部に段差がついており、そのままアルカスイス互換の三脚に取り付けることが可能です。これは、これまで使用していたPeak designのプレートもそうでしたが、三脚にアルカスイス互換のクランプがある場合そのまま取り付けられます。
昨年クランプを購入済みだったので、そのまま取り付けました。
問題なく使用出来ます。
こういうグッズは、純正だけで固めるのが好きでしたが、自分のカメラ専用でここまで作り込まれた製品があると、やっぱり欲しくなってしまいます。
小型軽量が売りのカメラなので、多少くっつけても重たくありません。ただ角ばったデザインのものなので、手に馴染ませないとね。