自分の好きなブランドが無くなっていくのは悲しいものです。
ミラーレス一眼のデビューと共に、10年以上の付き合いになったOLYMPUSが、基盤であったカメラ事業を日本産業パートナーズに分社化・譲渡されることになりました。長く使い続けて来たので、それなりに愛着がありますが、ブランドそのものやシリーズが消滅するわけではないので、まぁ良しとしましょう。
活動の再編の中で、OLYMPUSのポイントプログラムFotoPusも無くなってしまうそうで。
50,000以上に膨れ上がったポイントが消えてしまうのが悲しい。50,000ポイント=1円ではありますが、全額使用するのではなく、オリンパスオンラインで一定数使える割引ポイントです。その為、ポイントを利用してもほとんどの製品がAmazonを含むネットショップより高くなってしまい、貯めては消滅を繰り返して来ました。昨年OM-D E-M5 Mark Ⅲ購入の際は、発売日直後だったこともあり、27,000ポイントの使用で最安値を作れたので購入のきっかけとなりました。
50,000ポイントもったいないなと考えていると…。
7月を過ぎたあたりからなんか始まってた。普段ポイント使用率は、定価の15%まで。それが最後のセールか3%アップになっていましたが、一部製品はさらに使用率アップ。そして、4年前からAmazonのお気に入りリストに入りっぱなしのこいつが、どこよりも遥かに安い価格で表示されていました。
https://twitter.com/minority318/status/1278330136362811397/photo/1
そして。
こういう時、私の頭の中のそろばんはどんなPCよりも早く動きます。
メルカリでササっと利益を出し、お出迎え。そのまま開封の儀。
普段は17mm F2.8 パンケーキをつけっぱなしの妻のPEN-Fに勝手につけます。
妻のカメラに17mm F1.8と言えば、新婚旅行の際にMonomaniac Garageさんに貸して頂きました。当時、PEN E-P5とVF-4がセットで破格になっており、相談を受けた際自分のことようにプッシュしました。
レトロなデザインにグッと来ます。
当初はそのパンケーキレンズを、PEN E-PL6と一緒に出品し、販売価格の吊り上げを考えましたが、我が家の小さなカメラマンように取っておくことに。妻に、こっちにする?と聞くと、2.8も1.8も別に変わらんしぐらいの感覚で拒否されました。
私のカメラにも。
前述のF2.8 パンケーキと。
そもそものボディの質感が違います。これが竹レンズを梅レンズの違いだと思います。
側面から見ると、厚さの違いがよく分かる。
F1.8は、12-40mm F2.8 Pro同様、スナップショットフォーカス機構が備わっており、MFに切り替えが容易です。
そして、既に保有しているF1.8と並べます。
焦点距離は左から順に大きくなって行きますが、値段は反対です。17mm F2.8を保有していた為、一番最後に購入しましたが、実際は一番欲しかったレンズ。F1.8 三兄弟と言われていますが、25mm/45mmとはレンズの質感が異なっているように感じます。
翌日レンズフードが届きました。
こちらはノジマがd払い還元含め最安だったので、レンズとは別注文。
このフォルムを見て、在宅で常時付けるレンズは25mmから17mmになりました。
リビングのテーブルでは、娘はいつも私の隣。隣の彼女を撮るには25mmではちょっと近すぎる。たった8mmの差がいい感じ。
妻が常用するようになってから、ほぼつけていないユーエヌのフード付けて並べてみました。
似たような質感ですが、ねじ込み式なのでフィルターの分ウエストを絞ったフォルムでした。
昼間出かける用事があったので、持ち出し試し撮りししました。
梅雨明け間近の京都市内。青空が映えてます。
東福寺駅にて。
換算34mmと50mmで好みが分かれるそうですが、今時点では34mmが好きだど言えましょう。
家の中でも撮りやすい画角でした。
恐らくOLYMPUSから届く最後の荷物。
応援する為にも使い込んでいきたいものです。
そして願わくば、17mm F1.2を手に入れ親子3人で17mm縛りの植物園大会でも開たら本望です。